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感想
K:「紛争が続く国ボスニアで起きている
日常的な事件の中の二人の少年とひとりの詩人の
まるで家族のような関係を描く,静かで心に残る悲しい物語り
観終ってから 悲しくって すぐには席を立てず,ぼーっとしてしまいました.
ボスニア紛争が映画の中では日常として描かれていて
はじめっから驚いてばかり.
脚本家も監督も現場にいる人たちが作っているからなのかな,
私には衝撃が強くて・・・
車の影を走り去る人々を狙って弾はどんどん飛んでくる.
弾の流れてくる危険な通りを渡るときは3人目を避けろという話が出てくるの.
「1人目で発見し,2人目で狙いをつけて,3人目で確実に撃つ」んだって.
もう本物のサバイバル.
それでも人々は希望を捨ててなくて・・・
印象的だったのは,足を怪我した犬を一生懸命もういちど走れるように
色々な装置を作ってあげていたり,自分がいつ死ぬかもわからないのに
庭にはえている 枯れかかった1本の樹を守ったりしているところ.
哀しくて あるときは滑稽にみえるところに泣けてしまいました.
主人公の詩人のと両親を亡くした二人の兄弟との交流が描かれていて
ほっとする部分や笑えるところもあります.
家族といっしょにバスで避難すれば助かるのに,
自分のこれからの人生をあきらめていて,いつもいつも
自殺することばかり想像している詩人は いつしかその兄弟と生きてゆこうとする.
けれども結果的に凄く悲しい結末を迎える物語り.
なんか やるせない.」
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