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感想
生まれてから一歩も町をでたことのない,
誠実なサラリーマンの日常が、実は全世界から覗かれていた!
いつだったかSが
「この映画のどこで泣くかで性格がわかるらしいよ」て言ってたけど
どうわかるの? 教えてよ.
だってアレはハッピ−エンド? そんなはずないよねぇ・・・
あのあとどうすんのさ,彼は.
監督はオーストラリア出身のピーター・ウィアー.
「いまを生きる」とかの監督さんなのね.
ジム・キャリーといえば『マスク』や『ライア−ライア−』
あのぐにゃぐにゃした筋肉の顔の持ち主.
コメディ出身の彼が演じるからなおさら悲しいのかな?
でもこの映画の何が凄いかって,やっぱり脚本でしょう.
巧い.映画の色も凄いと思うけど.
拳銃が出てこないし人は死なないし.
とにかくすべてが「絵に描かれたような風景」の中に存在している.
感動シ−ンがありつつも悲しく,実は恐ろしい気がする・・・
だってみんなテレビで彼の生活を見ていて,
スイッチ切っちゃえば「オシマイ」だと思ってる.
「はぁ〜おもしろい番組だった」って.ゲ−ムと同じ.
人生ってなに? とか 考えてしまった.
俳優さんの話に戻ってエド・ハリス.
すべてを支配する神・父親・プロデュ−サ−
おまえなにさま? と思いながらも彼のオ−ラに引き込まれてしまいました.
かぁ〜っこいい!
そうそう,手塚治虫の作品に似たものがあって
その作品を読んだ時の後味の悪さが消えなかったことを
再び思い出してしまった.
たしかその主人公は感情があるロボット?で,やはり
脚本に書かれていないことをするとまわりが焦るの.
突然窓の外にものを投げても割れる音がしないとか,
最後その主人公はどうなってしまうんだったっけ・・・?
いい映画だと思うし
もしかしたら感動映画なのかも知れないけど
私にとっては素直に喜べない映画だった.
脚本でしょ,やっぱり
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